飯山畳店の歴史
飯山畳店のはじまり
歴史は100年ほど前にさかのぼります。
若くして信州へと渡り様々な畳屋で修行を積んだ初代由次郎。信州にて技を磨いた由次郎はその技を地元高岡の大仏町へと持ち帰り創業します。
ここから大仏町の人々に支えられ、一枚一枚に心を込めた畳づくりが始まりました。
伝統の技と近代技術の融合
二代目が守り続けてきた技に加えて、近代技術を学ぶため専門学校で訓練を受けた三代目和秀は、新たな畳造りに挑戦していきます。
時は流れすべてが機械化となってしまった今の時代にあえて人の手を入れることにこだわります。
機械の良いところを取り入れつつもやはり機械には出せない細部は長年培った経験そして伝統の技が生きていくからです。
より良い畳づくりのため、時間をかけて丹念に創り上げているからこそ気づかされることもあります。
そうした良い畳作りにこだわり続けることで試行錯誤の中に新たな技術が今だに生まれてゆくのです。
新たな試み
畳を利用した新たな工芸品造りに挑戦するのは四代目孝行。父の下で修業をする傍ら畳表で作った名刺入れや財布・コースター・花瓶敷、畳の縁で作る髪飾りなど、お客様に喜ばれる畳による新たな可能性の創作に勤しんでいます。